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しにふぃえの雑記、或いはネタ。


2006-06-13

[FreeBSD] NTPさーばーず

亜文研の時刻サーバはmfeed.ad.jp を利用しているのですが、JJYを管理している 独立行政法人情報通信研究機構(NICT) ntpが公開された(無論、stratum 1)ので、そちらに切り替えてみました。

以前はstratum 1サーバには、ネットワーク管理機関のみ接続が原則だと聞いていたのですが、 NICT NTP FAQによると、


[Q.1-5]
個人ユーザですが、stratum 1 にアクセスしても構いませんか?

[A.1-5]
はい、どうぞ。
ntp には、stratum 階層を利用する仕組みが用意されていますが、日本国内には、 ntp.org の公開NTPサーバリスト に登録されている公開 stratum 2 サーバはありません(2006年6月1日現在)。
しかし、もし、ご利用中のプロバイダや組織で stratum 2 が提供されていれば、そちらを ご利用された方が良い場合が多いでしょう。
ご利用中のプロバイダまたは組織で stratum 2 が用意されているか否かは、直接ご利用中の プロバイダまたは組織にお問合せください。
また、インターネットマルチフィード(株)RingServer Projectでは、 公開NTPサーバリストには登録されてはいませんが、NTPサービスを一般に公開されていますので、 ネットワーク的に近い場合には、そちらをご利用ください。


とのことなので、時代も変わったなぁ、というかネットワーク技術(と機器)の進歩を感じずには 居られません(汗
まあ、個人でstratum 1に接続できるのだから、これは良いことなのかな?

ということで、早速うちのntpサーバにも設定してみました。

設定自体は、サーバ構成がラウンドロビンらしいので、ntp.confに

server ntp.nict.jp
server ntp.nict.jp
server ntp.nict.jp

と、同じサーバを3つ続けて書いて、ntpdを再起動すればOK。
ほんと数十秒で終わりました(^-^*

実際のサーバ構成は slashdot.jpの記事 によると4台構成らしいので、そのうちの3台と同期を取るということなのかな。

とりあえず、亜文研の時刻サーバもこれでstratum 1に直結になった訳で、一応、 外向きにも公開(ntp.abunken.net port:123)しているので、利用する人は利用してやって下さい。

※まあ、精度は保証出来かねますが(苦笑)

[FreeBSD] ntpq -pの結果

pu-nya# ntpq -p
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
+ntp-b2.nict.go. .PPS.            1 u   40   64  377   11.871   -0.181   0.447
*ntp-a3.nict.go. .PPS.            1 u   50   64  377   11.365   -0.065   0.888
+ntp-a2.nict.go. .PPS.            1 u   39   64  377   10.912   -0.031   0.867
んー、流石に未だちょっと安定してないけど、問題なく繋がってる模様。

暫く運用して、安定するならこのままかな(^-^*


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