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しにふぃえの雑記、或いはネタ。


2006-07-20

内部サーバダウンと復旧について(1)

先日速報したとおり、うちの内部ネットワークの基幹サーバであるpu-nya.abunken.orgがSCSI周りのトラブルによりダウンしました。

このサーバは内部のDNS,Log及び統計収集等を担っていたもので、外部ネットワーク及び外向きサーバ(DNSを含む)の運用については、特に問題は生じてない(7月20日現在)のですが、流石に統計情報が蓄積できない状況が長引くと、運用に不安が残りますので、早急に復旧することにしました。

復旧方針

復旧方針としては保有している資材を活用しつつ、昨今の状況に対応するべく大容量ストレージの機能を追加することとしました。

旧サーバの構成
CPU:Celeron 300A(270MHz/1.75V駆動)
M/B:ABIT BP6
MEM:320MB(128MB*2,64MB*1)
HDD:IBM DCAS34330UW(4.3GB,5400rpm,UW)
SCSI:Tekram DC390UW
VGA:Number-Nine Imagine128
NIC:Intel Ether Express Pro10/100(fxp)

流石にこうやって書くと古さが否めませんね。
BP6が'99年6月発売(直後に購入)なので、Dual Celeron時代も含めて7年近く使っていたことになり、そう考えると相当な長寿だったのですね。(感慨)

ちなみにケースはATX仕様のラックマウントケースなのですが、ちょっと大振りなのと、電源が特殊なので、転用せず倉庫行きの予定。。。
頑丈なので捨てるのは忍びないので、、、、使う人居れば差し上げます(苦笑)

新サーバの構成(予定)
CPU:Pentium3 1BGHz(133*7.5)x2 Dual
M/B:NEC Express5800/55Wc(SuperMicroOEMか??)
MEM:512MB ECC-Registered DIMM
HDD:MaXLine III 7V250F0(250GB,7200rpm,16MB,Serial ATA II,3Gbps)
SATA:Adaptec AAR2810SA(8ch SATA RAID0,1,5,JOB)
VGA:Number-Nine Imagine128
NIC:Intel Ether Express Pro10/100(fxp)

ポイントとしてはストレージの冗長化及び大容量化です。
これは、当該サーバが部内におけるNASとしての役割を担うことを期待してのことでありまして、安定運用が可能になった際には、部内におけるデータストレージとしても活用しようと、考えているところです。

CPUについては、省電力化を図る観点から、将来的には現用のPentium3 1BGHz(TDP26.1W)を更に省電力のPentium3 667MHz(TDP17.5W)あたりに変更することも視野に入れてゆこうと思ってたりするのですが、製品寿命的にそろそろ厳しい状況かもしれませんね(汗)

ちなみに現在の状況はRAIDをReBuildしている最中です。
思ったよりは早いけど、やっぱりRAID5のBuildは遅いですね。。。

参考:SATA ハードウェアRAIDカード

じゃんぱら秋葉原5号店で\19,800だったAAR-2810SA AAR-2810SA


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