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しにふぃえの雑記、或いはネタ。


2006-10-23

[PC/計算機] M/B交換

運用側(つーか居室側)LANの張り直しに伴って、ゲーム日々の作業用に使っているPCのところにもGbEが来たので、廉価になってきたGbEカードを導入しようとしたところ、うちの現用M/BではPCIスロットの配置の関係(具体的にはPCI-Eスロット直下にあるPCIスロットにPCI-Eスロットに刺さっているVGAカードのヒートシンクが干渉、、、ZALMANの大型FANが祟ったorz)でPCIスロットが足りないことが判明、急遽M/B交換で乗り切る方針を立てました。

ついては恒例のM/B選定なのですが、前回M/Bを交換した時と同様、CPUにTurion64を使用する関係から、同CPUに対応している製品と云うことで、必然的にかなり限られた選択範囲(しかもSocket754のM/B自体、市場に少ない現状)で選定することになりました。

まあ、亜流志向の常ですけどね(苦笑)

今回の選定条件
  • GbEへ対応していること(今回の1番の目標)
  • SATA2に対応していること(前回の雑記に書いたi-RAMの件で、性能を生かし切るため)
  • Turion64に実質的に対応していること(CPUは換えたくないので)
  • 将来的に拡張スロットに余裕があること(今回の教訓を生かして(苦笑))
以上の条件で候補のM/Bを探してみると、やはり数が少ないですね。。。
実際、条件は満たしていると思う製品でも、極めて品薄で入手の点で難があったりして、断念すること暫し。
で、結局、Epox社のEP-8NPA SLiを 会社帰りに秋葉の某店で購入しました。

このM/Bの特徴は、
  • 発売時に各ショップに流された情報によると、Turion64に非公式で対応(笑)
  • Socket754対応のM/Bとしては珍しくnVidia nForce4 SLI chipsetを搭載しており、SLiに対応している。
  • VITESSE VSC8201RXによるGbEに対応←これでPCIスロットの問題は解決(笑)
  • nForce4によりS-ATA IIに対応←i-RAMの性能を引き出す為に重要。
  • 10PortものUSBを装備←うちの環境ではあまり意味が無いが。。。(苦笑)
と、これ以上無い様な特異なM/Bで、かなり人柱な予感もしたのですが、トホホ神の誘いもあってか、即断で購入しました(笑)

組み付け〜初期運用

とりあえずは、今使っているM/Bとの置き換えになるので、Windowsのアクチベーションを気にしつつ、淡々と取り替えました。
途中、M/Bサイズが変更になっている関係で、ネジの位置を現物合わせで調整したりしつつ、30分程度で交換は終了。
課題となっていたスロット数の問題も、GbEをPCIカードを使わない方向(オンボード)とすることで、当面は解消されましたし、SLi対応M/Bというこで、従前窮屈気味だったPCI-Express(VGA)まわりも幾分余裕がある=放熱に寄与する配置になったと思います。

ただ、今度は、(スロットを2つ占領する為)一番下のPCIスロットへ配置したi-RAMと筐体の間の空間が窮屈になって仕舞い、こっちの放熱を考える必要があるのかな、、、(現在は安定して動作しておりますが、、、)

今回の換装では、ChipSetが従前のATI RS450からnVidia nForce4へと変更になることから、SATA接続のHDDが読み込めなくなることが予想されました。
これを予防するため、EP-8NPA SLiにHDDを繋ぐ際には、一旦SATA-PATA変換基盤を利用してPATAで接続することで、Windows標準ドライバによる利用を可能とし、認識・起動した後にnForce4のドライバを導入させ、再び正常起動を確認し&ディバイスの認識を確認した後に、SATAによる接続に変更するという手間の掛かる手法を採りました。
この結果かどうか判りませんが、今回は特にトラブルも無く移行に成功すことが出来ました。

以前、これで地雷を踏んだ経験があったのですが、今回は無事に終わりました(^-^*

ドライバ類もnForce4のドライバを最新版に変更した以外は、M/B付属のもので動かしておりますが、今のところ特に不安定な挙動は見せておりません。
まあ、悪名高いnVidiaのF/Wソフトを導入していない為なのかもしれませんが、、、(苦笑)

中身の様子

中身の様子

実運用とか

M/Bが変わったからといって特に変わったことは無いのですが、とりあえずベンチマークでも。

今回の換装の目的の一つでもあったi-RAMの転送レートを上げてみます。

BenchMark結果(HD BENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず)

HD BENCH(HDD)

Seagate ST3250823AS

HD BENCH(i-RAM) i-RAM(GC-RAMDISK)

HDBENCH総評

ベンチの値は全体的に向上しています。

特にi-RAMは133MB/sのPCIバス理論値を出し切っているので、これは優秀な結果と云っていいかな。

BenchMark結果(HDD Tach version 3.0.1.0)

HDD Tach(HDD) Seagate ST3250823AS
HDD Tach(i-RAM) i-RAM(GC-RAMDISK)

HDD Tach総評とか

こちらも、グラフを見ると前回より向上が伺えます。
この結果から云えることは、ATIのRS350は全力投球していない!ということでしょうか(苦笑)
無論、ATIのChipSetは安定して動作してましたし、ダメな訳ではないと思うのですが、、、、
とりあえず、当面はこの組み合わせで運用することにします。

さあ、次はCPUの換装Turion64-30→40かな(笑)


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