しにふぃえの雑記、或いはネタ。
2004-10-24 キャブレターOH総括
■ キャブレターOH(オーバーホール)
先々週あたりからやっていたセロー(1KH)のキャブレターOHがなんとか終了しました。先々週の日曜に空けた時に一旦組み付けまで持っていったのですが、何とフロート周りの調整不良からか、ガソリンダダ漏れ状態で危うく火だるまになるところでした(苦笑)
本来なら、そこまで不調なキャブなら新品交換(or中古の良品に交換)するところなのですが、丁度ヤフオクに良い品が見つけられなかったこともあって、再度OHすることに。。。
■ 経緯(1回目〜
このセローは平成に入って間もない頃に出たセローで、既に15年選手(笑)なんというか、普段からあまり手入れをしてなかったのもあって、結構各部にガタが出てます。。。
とりあえずは、エンジンが掛からないと話が始まらないのですが、 何回セルを回してもどうやらエンジンに燃料が送り込まれてないっぽく、排気の匂いを調べても全然ガスが来てる気配が無い。。。
ということで、まずはキャブを外すために外装関係を取り外し〜
セローはオフ車ということもあって、結構簡単に各部が外れるのですが、燃料パイプを止めているピンやキャブレターの口のところを締めているバンドが錆びていたりして、その度にCRC556を吹きながら&ネジ山を舐めないように気を遣いながら作業。
途中ガソリンコックを外す時に勢いでガソリンを被って危うく燃えそうに(1回目・苦笑)
キャブを外して各部をばらしてみると、思ったより中はキレイで大丈夫かと思われたのですが、よく見るとジェットとかそこそこ汚れて詰まってるっぽい。 まあ、手っ取り早くキャブクリーナーで洗浄しつつジェットの穴は「爪楊枝」でクリーニング(良い子は真似しない(笑)
実は負圧式のキャブをOHするのは初めてだったりするので、ダイヤフラムの構造とかを全然判らないまま分解。。。結構細かいゴミ(エアクリーナーのなれの果てっぽい)が続々と出てくる。よく動いてたモンです(苦笑)
とりあえず、ダイヤフラムの状態は良さそうなので、弁等チェック&掃除して組み戻し。
とまあ、一通り分解・清掃を済ませて組み付けてみると、案外すんなりと収まったので各部にCRC-666(船舶用)を塗布してOHは終了〜☆
かと思われたのですが、燃料コックを開けた途端にドレンからオーバーフローしたガソリンが(T_T)
危うくガソリンの池を作りそうになったので、慌ててコックを戻し火花を飛ばさないようにして現場離脱(2回目・苦笑)
気化したのを確認して、日も暮れて来たので、この日は終了。
■ 2回目〜(これが24日の作業)
前回のオーバーフローの原因はフロートの調整不良にあると見てOH開始今回は1度済ませた作業なので、早々にキャブを分解するところまで行く。
「フロートの調整は絶対に(素人は)してはならない」
とあちこちのWebや書籍に書いてあるけど、緊急事態なので気にしない(笑)
ガソリンの管から息を吹き込んでみると(間違えて吸って残ってたガソリンを若干飲んだが(苦笑)、弁そのものは機能している模様なので、ちょっと油面を下げ目に調整して仮組み〜燃料注入で漏れてないのを確認してから、一旦ドレンボルトを開いて燃料が入ってくるのを確認すると、順調に流れてる模様
となると後の問題はキチンと気化してくれるかどうか、になるので、全部組み上げてから、車のバッテリーにブースターケーブルを使って接続してセル始動
なんと一発で掛かりましたよ、先生!
意図的にアイドリングを高めにセットしてたので、良い感じに回ってくれました>エンジン
暫く暖気〜慣らし運転をしてから、近所で試運転をしてみましたが、エンジンは順調そのもので、良い感じにレストア出来そうな感じかな。(ぉぃ
が、ここで問題発生。。。
今度はフロントブレーキに問題が、、、
いえ、止まらないとかそう云うのではなくて、
マスターシリンダーの処の窓に穴が!!
これでブレーキが効くのは謎です(T_T)
とりあえず、次の課題が出来たということで。。。
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